みなさん、こんにちは^^

このたびの「関東・東北地方における大雨」により被害を受けられました方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
一日も早く復興・復旧されますよう心よりお祈り申し上げます。

長く続いた雨天もようやく終息を迎え、少しずつ秋の訪れを感じられる気候となってきましたね。

「天高く馬肥ゆる秋」とはよく言ったもので、秋晴れのスッキリした青空を見ていると、なぜだかムクムクと食欲が湧いてくるから不思議です。


さて、今日は私が先日遭遇した「心温まる接客」についてお話をしたいと思います。


みなさんはスーパーやショッピングモールに買い物に行かれた際、その時対応してくれた店員さんの顔を後日思い出すことはありますか?

「いやいや、顔なんて覚えていない…」という方が大半ではないかと思います。私も、顔まではっきりと思い出せる人は、ほとんどいません。

店頭やレジで「いらっしゃいませ」とあいさつをしてくれる店員さんはたくさんいらっしゃいますが、果たして「心に届く」あいさつをしてくれる人は、どれだけいるでしょうか。
「自分に向けられている」というあいさつでなければ、まず気にも留めないですし、ましてや、あいさつをしてくれた人の顔まで覚えられることはないと思います。

先週の土曜日、近くのショッピングセンターへ友人の付き添いで買い物に行きました。ある衣料品店へ入り、友人は帽子を1点購入しました。そのお店に入ってから出るまで、「何かがいつもと違うな〜」と感じていたのですが、お店の外に出る時に「ハッ!」と気づいたことがありました。

そこのお店では、店員の方が全員、そばを通られるお客様に対し、「顔を上げて、作業をしていた手を止め、立ち止まって」あいさつをされていました。
しっかりと目を合わせてあいさつをしてくださったので、買い物をしていない私まで、とても良い気分になりました。
また、帰りの車の中で、友人と「いつもよりお店の雰囲気が良かったね。帽子しか買っていないのに。」などの会話をしながら、店員の方の顔を思い出すこともできました。

まさに、「あいさつの持つ力」を肌で感じられたできごとでした。

「あいさつ」とは、「自分から心を開き、お客様との距離を近づける」ためにするものです。心に残る「あいさつ」ができれば、お客様はあいさつをしてくれた人に好感を持ち、心を開いてくださります。あらゆる接客の場面において、「あいさつ」なくしてお客様の満足はありえないと思います。むしろ、「あいさつ」だけで、お客様を感動させることも不可能ではないと、私は思います。

「あの人のあいさつは気持ちが良かった。あの笑顔を見るために、もう一度お店に行こう。」と思っていただくことができれば、ライバル店にはない「強み」となります。

ぜひ、一回一回の「あいさつ」に心を込め、お客様に届けていただきたいと思います。


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