県内景気の動向をまとめた、毎月恒例の
「県内経済概況」。
今回の概要を簡単にご説明しますと…
「一部では堅調に推移するものの、足踏み状態が持続」
日本銀行京都支店が2月9日発表した「管内金融経済概況」に
よると、
「京都府・滋賀県の景気は、消費税率引き上げに伴う
駆け込み需要の反動がみられているが、基調的には、緩やかに回復している」としています。
では、滋賀県に限定した今月の県内景気の動向はどうでしょうか???
前月の同レポートとの比較でみると…
�「鉱工業生産指数」の原指数、季節調整済指数がともに
3ヵ月ぶりのマイナス
�「大型店売上高」はプラスが続くものの、
伸び率は低下傾向
�「民間非居住用建築着工床面積」は3ヵ月ぶりの
大幅マイナス
�「新設住宅着工戸数」は6ヵ月連続の大幅マイナス
�「公共工事」の請負件数と請負金額はともに2ヵ月ぶりのマイナス
�「有効求人倍率」は7ヵ月ぶりの1倍台
などの点が挙げられます。
そのため、タイトルにあるように、一部では堅調に推移するものの、全体的には反動減や消費増税の悪影響により足踏みの状態が続いているものと考えられます。
ぜひ、最新版の「県内経済概況」と「滋賀県内主要指標」をチェックし、皆さまの事業運営等のご参考にしていただければ幸いです。
滋賀ビジネスレポート