県内景気の動向をまとめた、毎月恒例の
「県内経済概況」。

今回の概要を簡単にご説明しますと…

「緩やかな回復基調に足踏みの状況がみられ、全体に弱含み」

全国の景気については、内閣府が10月7日、
8月の「景気動向指数」(速報)を発表。
景気の基調判断を「足踏み」から4ヵ月ぶりに下方修正し、
景気後退の可能性を示す「下方への局面変化」としました。
これは、消費増税に天候不順が重なったことが大きな要因と
みられます。
9月の「月例経済報告」では「景気はこのところ一部に弱さも
みられるが、緩やかな回復基調が続いている」としていますが、
今月下旬発表(10/21の予定)の10月の「月例経済報告」では
基調判断をどのように変えてくるのかが注目されます。

では、今月の県内景気の動向はどうなのか???
前月との比較でみると…
�「軽乗用車」の新車販売台数が13ヵ月ぶりのマイナスになったこと
�「公共工事」の請負金額が8ヵ月ぶりのマイナスになったこと
�「製造業の所定外労働時間指数」が16ヵ月ぶりにマイナスになったこと

などの点が挙げられます。
そのため、“足踏み”の状態がみられるようです。



ぜひ、最新版の「県内経済概況」「滋賀県内主要指標」をチェックし、皆さまの事業運営等のご参考にしていただければ幸いです。

滋賀ビジネスレポート