リストの生まれ故郷ハンガリー・活躍の地ドイツでは、もちろん盛大に生誕200年をお祝いしています。その様子をこの目で見ておきたく、初夏のヨーロッパに遠征いたしました。
題して「Born to be a Superstar リスト生誕200年祭紀行」レポートです。
リストが生まれたのが1811年の10月22日。
今はオーストリア領内のRaiding(ライディング)
という田舎町です。当時のRaidingはハンガリー領。
ワイン用の葡萄畑に囲まれた、小さな小さな町には
リストの生家が残されており博物館として公開されています。この地でリストは少年時代を過ごしました。
元々宮廷楽士であった父から音楽教育を施されたリストは、弱冠9歳にしてピアニストとしてのデビューを飾り、貴族達の奨学金を得てこの町からウィーンに旅立っていき、その華々しい音楽家キャリアをスタートさせたのです。
生家のすぐ側にある教会。その近くに小さなほこらがありました。中には、リストのピアノ曲
「2つの伝説：波を渡るアッシジの聖フランシス」のパネルが！！
ト音記号の施された歩道や、最近になって出現した「リスト通り」など、普段は静かな町Raidingが、スーパースターを生み出した町として、今年はたいへん賑やかなようです。
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リスト生誕200年祭 〜七色のリスト〜開催決定！！
2011年は「鍵盤の王者」フランツ・リストが生まれてから
ちょうど200年。
リストの誕生日とその翌日の二日間にわたって
「リスト生誕200年祭」を開催いたします。
しがぎんホールで皆様のご来場をお待ちしております。
★リスト生誕200年祭 公式ホームページ
★チケットの申し込みはこちら
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