湖国を代表する指揮者篠�靖男とKEIBUNがタッグを組んでいよいよ新たにスタートした
篠�靖男プロデュースオーケストラシリーズ
その第1弾として今年没後100年を迎えるオーストリアの作曲家・指揮者、グスタフ・マーラーの代表作、
交響曲第1番「巨人」
を、京都市交響楽団と演奏されました。
チケットはおかげさまで前売り完売となりました。
ありがとうございました。
快晴の素晴らしいお天気に恵まれ、びわ湖ホールホワイエからの景色も最高です。ミシガンが通りました。
リハーサル、準備も順調にすすみ、さあいよいよ開場です。ご来場のお客さまをお出迎えいたします。
新しいシリーズのスタートということで、当社社員も相当気合が入っております。
公演前にはKEIBUN文化講座「音楽の招待席」でおなじみ、音楽評論家・作家の響敏也先生によるプレトークが行われました。
この日演奏されたニールセン(1865年生まれ)、シベリウス(1865年生まれ)、マーラー(1860年生まれ)は同世代の作曲家。ちょうど日本では幕末〜明治維新の頃。また、3人とも交響曲を多く残した作曲家であることなど多くの共通点があるといった興味深いお話をして下さいました。
この秋からスタートする講座ではこの「マーラー」を取り上げ、さらに詳しく響先生にお話ししていただく予定ですのでどうぞご期待ください。
コンサートの冒頭、このたびの東日本大震災で犠牲になられた方々へ追悼の気持ちを込め、J.S.バッハのG線上のアリアを演奏し、会場全体で黙祷を捧げました。
前半では世界を代表するヴァイオリニスト、竹澤恭子さんが素晴らしいソロを聴かせてくださいました。ちなみにアンコールとして弾かれたのは
J.S.バッハ作曲
無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番から第1楽章アダージョ
でした。
後半は大編成オーケストラ(約80人)の魅力をたっぷりとお楽しみいただきました。マーラー独自のオーケストラの使い方、木管楽器のベルアップ、ホルンの起立吹奏など、視覚的にも普段と違う演奏に驚かれた方も多かったと思います。
公演の様子は京響の公式ブログ「今日、京響?」にも掲載されていますのでご覧ください。
コチラ⇒⇒【今日、京響?】京都市交響楽団ブログ
なお、ご来場いただきました皆さまおよび演奏会の指揮をしていただいた篠�靖男さんよりご協力いただいた義援金は275,130円となり、日本赤十字社滋賀県支部を通じ、被災地の復興に役立てていただきます。
ご協力に対しまして改めて御礼申し上げます。