師走の恒例行事。これを聴かねば年は越せない。
そう、それは、
第九
今年も、もちろんびわ湖ホールにてKEIBUN第九2010が開催されました。
今年、タクトを執って下さるのは、今、まさに巨匠への階段を一歩づつ登っておられる実力派指揮者、
下野竜也さん
KEIBUN第九へは初のご登場となりました。
この公演の直前まで海外におられた下野さん。このコンサートのために帰国され、早速、指揮台に立たれました。
合唱団とはすでに11月末の練習で顔合わせずみ。コーラスメンバーの皆さんも期待感と本番前の緊張感が高まっていきます。まさに一音入魂ですね。
ちなみに、このコンサートの様子は、大阪フィルさんの公式ブログにも取り上げられました。楽屋での下野さんの表情をとらえた貴重な一枚に注目。パンをかじっておられます(笑)
どうぞこちらからご覧ください
大阪フィル公式ブログ
さて、演奏ですが、大阪フィルさんのブログにもあるように、大変熱のこもったものとなりました。
コンサートの1曲目は、2010年にKEIBUNでも集中的に取り上げた
サミュエル・バーバー
弦楽のためのアダージョ
です。
静謐なメロディーが心にしみこんでいきました。
その間、舞台裏はというと・・・
こんな感じです。
みなさんの緊張感が写真からも伝わってきますね。
バーバーで、心がほどよく落ち着いたところで、いよいよベートーヴェンです。
きびきびとしたテンポ、そしてダイナミックな表現。
下野さんと大阪フィル、そして半年間練習を重ねてきたKEIBUN第九合唱団がまさに一体となった第九の演奏に客席から大きな拍手が送られました。
終演後は素晴らしいソロを披露して下さったソリストのみなさま方、そしてもちろん下野さんにもご参加いただき、解団式が行われました。
まず、当社社長の伊藤がみなさまに一言お礼のご挨拶。その後、先生方から講評をいただきました。
KEIBUN第九合唱団はこれでいったん解団となりますが、来年もKEIBUN第九はもちろん開催されます。
日時は、
2011年12月17日(土)びわ湖ホール大ホール
ご参加お待ちしております!
追伸
ソプラノを歌ってくださった市原愛さんがブログにKEIBUN第九のことを書いてくださっています。
市原愛さん公式ブログ