私と第九合唱
私が第九への参加を決めたのは、2013年5月に“復活”を歌いまして、KEIBUN第九合唱団があることを知りました。一生に一度第九を歌いたいという思いを持ちながら、難しい、オーディションがあるなど、で大変だなとあきらめていました。同年KEIBUN第九合唱団の募集では、年齢制限なし、オーディションなし、を知り今がチャンスと思い友人を誘い参加することにしました。歌えるようになるには3年かけるつもりで。本当に一年目は歌えるとはいえませんでした。ラッキーなことに、この年は楽譜が持てました。
指導者の田中様の熱心な、丁寧な、根気強い指導でなんとか自分のパートだけで、他のパートを聴く余裕はありませんでした。素人が舞台へ上るのですから、なんだか興奮がありました。田中様には歌以外の注意点などたくさんのことを教わりました。あれから7年つづけて歌ってきました。だんだん練習が楽しくなって、自分の年中行事になっていましたのに。
「日の昇らない日はない」ことを信じて、「歓喜に寄す」が歌える日が来ることを切望しています。ベートーヴェン年に第九が歌えないのは残念です。
個性の強い指導者や、毎年高名な指揮者や歌手や交響楽団との共演がこの上ない楽しみでした。毎年聴くのを楽しみにしていた友人も残念がっています。