私は2018年と2019年の2回、アルトパートで参加しました。初参加した2018年は合唱指導に、あの、びわ湖ホール声楽アンサンブルに所属され、今はそのソロ登録メンバーとして活躍されている中嶋康子さんと森 季子さんがおられ、そのような方から指導を受けられるとはなんと有難い機会かと練習を楽しみにしておりました。
そのお2人と合唱指揮の大谷圭介さん、2019年から合唱指導に入られた福嶋あかねさんの4名のプロの声楽家の方から御指導をいただきましたが、どの先生も熱心かつ楽しく、私達が少しでも良い声で歌えるように教えてくださいました。「湯気を目と鼻の隙間から出すように」「唾飛ばし大会ですよ」「口の中、喉の奥にチュパチャプスを突っ込んで」「明るい音で、ぼやかした感じで」「遠くに放り投げる様に」「マジックの口から国旗を出す」「ペンキ塗り唱法で(横隔膜を押す)」「ルービックキューブをカチッと変える」等まだまだありますが、なんといっても「たこ焼きハフハフ唱法」が強く印象に残り、先生の美しい声が耳によみがえってきます。レッスンを受けておられない方は「?」と思われたかもしれませんが、実際言われた事を意識すると声が変わる事を体験し、意識ってすごいなと思いました。同意していただける方は多いかと思います。(でも歌っている時は歌う事に必死で発声の事は忘れてしまいます。)
他に2018年指揮者の大植英次さんがベートーヴェン直筆の第九の楽譜(の写本?)を私達に見せて下さって驚きました。そんなすごい物をお持ちなんですね。そんな著名な指揮者、ソリスト、プロのオーケストラの方々と同じステージに立てた事が光栄です。ステージ側で聴く音は客席で聴くのとまた違い、ここは特等席だと思いました。