県内景気の動向をまとめた、毎月恒例の
「県内経済概況」。
今回も概要を簡単にご説明しますと…
「緩やかな回復基調にあるものの、足踏み状態が続いている」
消費税率再引き上げの最終決断を巡って、景気の動向が注目
されていますが、全国については、内閣府が10月21日に
発表した「月例経済報告」によると、
景気の基調判断は「景気はこのところ弱さがみられるが、
緩やかな回復基調が続いている」と、前月の
「一部に弱さ」の「一部に」を削除し、2ヵ月連続で
引き下げました。
では、今月の県内景気の動向はどうなのか???
前月の同レポートとの比較でみると…
�「鉱工業生産指数」の原指数、季節調整済指数がともに
マイナス
�「大型店売上高」は3ヵ月連続で「全店ベース」
「既存店ベース」ともにプラス
�「民間非居住用建築着工床面積」は3ヵ月連続の
大幅マイナス
�「新設住宅着工戸数」は3ヵ月連続の大幅マイナス
�「公共工事」の請負金額は前月に続きマイナス
�「新規求人数」は24ヵ月ぶりのマイナス
などの点が挙げられます。
そのため、タイトルにあるように、緩やかな回復基調にあるものの、反動減や消費増税の影響により足踏みの状態が続いているものと考えられます。
ぜひ、最新版の「県内経済概況」と「滋賀県内主要指標」をチェックし、皆さまの事業運営等のご参考にしていただければ幸いです。
滋賀ビジネスレポート