今日、高島市役所に行ってきました。
「かけはし」12月号の「地域へのかけはし」コーナーの取材で、“地方の都会”育ち(笑)の私にとっては、とても新鮮な「農業と生物多様性」のお話を聞くことができました。
詳しくは、12月号の発行をお楽しみに!

で。その帰りに新旭町針江に立ち寄ってきました。
針江地区は琵琶湖の西・比良山系に降った雨や雪解け水が湧き出していて、その水を日常生活に利用する「川端(かばた)」という文化が息づいています。
ご覧になった方もいらっしゃるかもいれませんが、滋賀銀行各店で掲示した夏のポスターの写真にもなりました。

地区内には、きれいな水が流れる川や水路がたくさんあります。(あ…写真右手奥の男性3人は取材メンバーです…しっかり写り込んでいますね)

最近は広く知られるようになってきて、県内外から多くの見学者の方が来られるそうです。
ただ、川端は個人のお宅の台所として使われているプライベートな場所なので、地元ではガイドさんによる見学コースを用意していらっしゃいます。
興味を持たれて見学を希望される方は、【針江生水(しょうず)の郷委員会】さんにご確認くださいね。

水路では鯉がたくさん泳いでました。
澄んだ水はきもちよさそう〜。

まるで江戸時代みたいな看板が…。

かつてお家があった場所なのでしょうか、空き地の道路ぎわに苔むした川端がありました。

平日の昼間に訪れたからでしょうか。のどかで静かな地域でした。
ぜひ、現地のガイドさんに詳しくお話をうかがいながら、針江地区の生活文化に触れてみてください。